#コロナは茶番
#コロナは嘘
Twitterでよくこういったタグを付けて、
「コロナはデマだ!」
「コロナはただの風邪だ!」
「マスクなんてしなくていい!」
と強く主張している人達がいる。
まず、はじめに述べておきます。
今回の記事は決して私は「コロナは茶番である」と主張したいわけでも、「コロナは茶番である」と主張している人はどうかしている、と言いたいわけでもないです。もちろん、「コロナは危険だ!皆で自粛しよう!」と主張したいわけでもありません。
ただ、この人達を見て、意見を読んで感じたことを書きます。
「コロナは茶番だ」と主張する人達。
私は正直"凄い人達"だと思う。
情報が溢れている今の世の中、
「コロナ」においては、情報源の主要となるテレビや新聞などのマスメディアや政府は「危険である」と報道している。
人間とは、特に日本人は"同調圧力"という言葉をよく見かける所からもわかるが、こういった多数派の意見にどうしても流されてしまいやすいものである。
にも関わらずこの人達は、いわゆる"陰謀論"と呼ばれるような少数派の意見に耳を傾け、多数派の主張と比較し、自ら少数派の意見が"真実"であると見出しているからだ。
※もちろん今の世の中、あらゆる分野で著名人なる人物がいる。そして、その人の意見に無自覚にも流されてしまい、その人が言ったからこの意見、となってしまっている人も一定数いるとは思うが…。
※そして、多数派側の人の中にも少数派の意見と比較して、最終的に多数派の意見が"真実"であると見出している人もいる事は、もちろん忘れていない。ただし、今回は「少数派」の人達について書きたかったので、あえてこう書きました。
ただ、この人達にも少し残念だな、と思う点があった。
それは、「コロナは怖い」「マスクをしよう」と主張する人達に、度々「それは間違っている」と突っかかっていることだ。
ここで、何故「突っかかっている」という表現をしたかというと、
「騙されてはいけません」
「これは洗脳です」
「このデータを見たらわかる」
「政府の陰謀が~」
という頭からその人の考えを否定しているからである。
何故そのような言い方をするのだろうか?
コロナは茶番であることを理解してもらい、味方・賛同者を増やしたいのではなかったのだろうか?
「貴方は洗脳されている」
と言って、
「あ!私、洗脳されているのか!本当だ!教えてくれてありがとう!」
なんて言う人は、まずいないであろう。
「洗脳されている」という解釈は、ある側面から見たらそうかもしれないが、この言い方は正直よくない。相手に理解してもらうにあたって、非常に弊害が生まれやすい言葉だ。その解釈は間違っている、と認識してもいいくらいだ。
「コロナは怖い」と思っている人達は、決して洗脳されているわけではない。
不安や怖いという気持ちを過剰に持っているだけである。
心が平常ではない。だから、マスクをしていない人をみると攻撃的になってしまっているだけだ。
「コロナは茶番」だと理解してほしいならば、まずは自らが「コロナが怖い」と思う人達の気持ちに歩み寄って理解をする必要がある。
ここで必要なのは"完璧な理解"ではない。相手の気持ちを理解しようとする"姿勢"である。
具体的に言うと、「コロナが怖い」と思う人達の不安の気持ちに寄り添って共感・肯定を示すこと。
これが、理解してもらうために非常に重要なのではないか、と私は思います。
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最後に、
先程、"具体的に"と書いておきながら、あまり具体的ではないなと感じたので、私も妄想の中で実際に「コロナが怖くて不安だ」と思っている人に寄り添ってみました。
「確かに、まだあまりメカニズムが解明されていない病気に自分や家族、大切な人が感染したらすごく不安ですよね。それでもし実際感染してしまったら、経済面でもすごく不安になるし、最悪死に瀕してしまう可能性もありますもんね。確かにそうなってしまったら、と考えると私もすごく不安です。」
「しかし、テレビや新聞ではコロナは危険だと言うばかりで、そればかり見ていると気が滅入ってしまいます。そうなってしまうと、人間が本来持つ免疫力も低下してしまい、より感染の可能性が高まってしまいます。コロナだけではなく、あなたの精神的な健康状態も損なわれてしまい、他の病気にかかる可能性だってあります。」
「一度、テレビや新聞、ネットから離れて、軽く散歩をしたり音楽を聴いたり、リフレッシュしてみませんか?」
冒頭にも書きましたが、私は「コロナを茶番」と主張する側の人ではないので、少し別の方向に言ってしまいましたが、こんな感じになりました。
うまく言えているかわかりませんが、私の妄想の中の「コロナが怖くて不安だ」と思っている人が少しでもコロナに惑わされずに元気になってくれるといいな。