ひぐらしのなく頃に業
アマプラで見てるのでリアタイより1週遅いのですが、5話まで視聴しました~。
いやー、『鬼騙し編』めちゃめちゃ面白かったですね!!
鬼隠し編と大筋は同じものの、所々違う要素があり、終盤から結末は全然違うものになってましたね。
詰まる所、真相も全く異なるということなので、考察しがいがありますね( ̄ー ̄)ニヤリ
『綿騙し編』も所々「おや?」と思う点も多々あったので楽しみです。
そんな感じで考察・推理が好きな人には非常に好物となる『ひぐらしのなく頃に』シリーズですが、考察する上で抑えていないといけないルールX・Y・Zというものが存在します。(私はすっかり忘れていました(笑))
今回は前作を思い出すがてらに、「ルールX・Y・Zとはなんなのか」ということについて書いていこうと思います。
『ルールX・Y・Z』とは
ルールX・Y・Zという名前ではありますが、アニメ版では「昭和58年6月に起こる雛見沢の惨劇はある法則性に則って発生する」という具合に皆殺し編の冒頭で語られています。(アニメ版ではひぐらしのなく頃に解・6話)
一応、裏設定として、ひぐらしのなく頃にの世界はゲーム盤として魔女たちがゲームをしている。そのゲームをする上でルールX・Y・Zが存在する。
というものもあるのですが、今回はそちらは割愛します。
ルールX
必ず誰かが疑心暗鬼に取り憑かれ、凶行に誘われる。
(誰かが雛見沢症候群が発動する。)
誰がそうなるかは、ランダムである。
1人以上は雛見沢症候群が発症してしまうので、疑心暗鬼となっている人物の視点で描写された場合、事実とは異なる描かれてしまう、ということです。
ルールY
何者かの強い意志によって、どの世界線でも必ず起こる事象がある。
- 富竹ジロウ、鷹野三四の死 ←三四は偽装死
- 古手梨花の殺害
- 雛見沢大災害
といった事象。
これにより、ルールXが誘発される。
ただし、「何者かの強い意志」を上回ることで、例外も発生。
例) 綿流し編、目明し編では、詩音の意思が「何者かの強い意志」上回ったことによって発生しない。
「必ず」と言っておきながら、例外も存在するので難しいですよね^^;
「何者かの強い意志が働いている」という点を重きに置く必要がある、と私は考えています。
ルールZ
雛見沢に根付く惨劇やオヤシロさまの祟を容認する環境であること。
園崎ブラフと呼ばれることも。
こちらは「ゲームをする上でできたもの」ではなく、作中の歴史上、昔から根付いていた雛見沢の因習です。
これにより、ルールX・Yが誘発される。
分かりやすい所で言えば、綿流し祭りの日に起こる連続怪死事件を「オヤシロさまの祟」で済ませて、追求しないことについてですね。
これは「追求しない人が怪しい、犯人だ!」ではなく、村の因習によるものとして考える、ということですね。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
また、これらのルールは完全に独立したものではなく、それぞれのルールが互いに絡み合い干渉し合っているものとなります。
「ひぐらしの各世界線にはこのルールが絶対ある!」というよりも、
「ルールX・Y・Zがループ世界を成り立たせる条件」と考えた方が分かりやすいかもですね。
そんで、祭囃し編にて梨花ちゃんはこのルールを打ち壊すことで、ループ世界を脱します。
"業"での『ルールX・Y・Z』
では、新作である『ひぐらしのなく頃に業』でのルールX・Y・Zはどう作用してくるのでしょうか。
業・1話の時系列は、「祭囃し編が終わってループ世界を脱出した後」です。
「ループ世界を抜け出したはずなのにどうして…!」といった感じなのですが、これは何者かによってまたループ世界に閉じ込められた。ということになります。
閉じ込められた梨花ちゃんはまた、ループ世界の脱出をしなければなりません。
しかし、ループ世界は一度脱出した。今回閉じ込められたループ世界は同じ条件のであるとは考えにくいです。(一度脱出したなら同じ手順ですぐ脱出できるから。)
そうなってくると、ルールX・Y・Zが全く同じとは考えにくいですね。
では、全然違うルール(法則)なのか、というのもなんとなく違う気がしてます。
というのも、3つのルール相互関係にあるもの。
また、ルールZはループ世界が成り立つ以前からあるもの。
だとするならば、3つのルールが大きく変わることはなく、変わったとしてもこれらのルールを基盤に変わったと考えられます。
とはいものの、じゃあルールXYZはどう変わったのか!
というのは正直全然わかりません\(^o^)/←
「何者かの強い意志」によって必ず起こる事象(ルールY)が、業のループ世界では三四ではなく別の誰か。
だから必ず起こる事象が前作とは異なる。
とかありそう。。くらいは考えてます(笑)
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
以上、ここまで読んで下さってありがとうございました!
ひぐらしのなく頃にの解説というかそういうの…説明するのにめちゃめちゃ頭使いますね!難しい(笑)
ぶっちゃけ、ひぐらしのなく頃にをもっともっと楽しむなら、アニメ版だけでなく漫画、ゲーム。
更に言うなら、同原作者の『うみねこをなく頃に』を漫画やゲームで知っておくのが一番だと思ってます。(うみねこのアニメ版は正直もうちょっと最後までやってほしい感あったので、漫画版を是非!)
いうて、私もひぐらしはアニメと漫画しか見てなかったので、ついこの前ゲーム「ひぐらしのなく頃に奉」買いました(笑)